【アナロジー思考】学びを数倍にするには?Part2

前回に引き続き、いよいよここからは、アナロジー思考の頭の使い方について紹介します。
アナロジー思考の頭の使い方の手順は、大きく分けて以下の3ステップとなります

ステップ1.具体的な物事から学びを得る
ステップ2.法則化する
ステップ3.異なる分野に応用する

ステップ1.具体的な物事から学びを得る

ここで重要なのは、一つ一つの仕事を通じて次に活かすための「学び」に気づけるかどうかです。その際に重要となるのが「観察力」と「洞察力」です。

観察力

観察力とは、「物事を客観的に注意深く見る力」です。
「観察力」を鍛えることができれば、例え人と同じ物事を見たとしても、人とは違うことに気づき人よりも多くの学びを得ることが可能になります。

そして観察力を身につける上で重要なのは「注意力」です。人は、物事が「当たり前になる」と注意力が落ち、それ以上は見えなくなります。特に、

・経験や慣れによる「当たり前」
・常識や既成概念による「当たり前」
・権威や社会的証明による「当たり前」
は、注意力を下げ、観察力を鈍くさせます。もしあなたが観察力を鍛えたいなら、日々立ち止まり「慣れ」や「常識」について自覚する必要があります。

洞察力

洞察力は「目に見えるものを手掛かりに、その奥底にある原理や法則を見抜く力」です。
洞察力を身につける上で重要なのは「なぜ?」と「どうなっている?」を繰り返し考える習慣を身につけることです。

そして「なぜ?」と「どうなってる?」を組み合わせることができれば「背景にこんな意図が存在するからではないか?」「背景に、こんな因果関係存在するからではないか?」など、目に見えない部分の洞察を深め、新たな学びを得ることができるようになります。

法則化する

日々の仕事で得られた学びは、その仕事にしか活かせないため、どうしても応用範囲は狭いままとなってしまいます。
ただ、もし得られた学びを一般化し、他のことに応用できる「応用範囲の広い法則」にすることができれば、その法則が成長を加速させることとなります。

そして学びを「法則化」するに当たって欠かせないのが「物事を抽象化する力」と「多面的な視点で捉える力」です。
アナロジー思考をトレーニングする上でカギとなるステップとなります。

抽象化

ある特定の物事に対して「応用範囲の広い概念として捉えるとどうなるか?」を考えることです。
前回の記事を例に挙げますと、麻雀を通じて「目の前の手牌のみに集中するのではなく、全体の状況を正しく把握した上で作戦を考えることが重要」という学びを得た場合、この学びを麻雀から切り離し、より一般的な「概念」として捉え直すと、
「物事を成功させるには、まずは場の状況・全体像を知り、相手の力量を見極めることが重要」のようになります。その結果、ビジネスやスポーツなど、より応用範囲の広い「法則」へと進化させることができます。

多面的な視点で捉える

抽象化能力が身についてきたら、次は「物事を多面的な視点で捉える」トレーニングです。
特定の物事から法則を取り出す際に、その視点が多ければ多いほど得られる「法則」も増えていきます。

「視点」は「今、自分がどこに焦点を当てて物事を見ているか?」を決めてしまうが、「一つの物事を多面的に見る力」の考え方が出来れば、一つのインプットから多様な法則を導き出せるようになります

異なる分野に応用する

「得た学びを法則化して応用する」には、大きくわけて、

・異なる分野から得られた法則を、自分の業務に応用して活かす
・自分の業務から得られた法則を、異なる分野に応用して活かす
の2つのパターンが存在します。そしてこの2つを相互に考え方を行うことで、視野は格段に広がり、成長を加速させることができます

終わりに

仕事に慣れてくると、案件は違えど近しい内容のことの繰り返しになることで学びは少なり、どうしても成長速度が鈍くなってしまいます。そうなってきた場合、如何に趣味などの仕事とは異なる分野から学びを得るのかがキーになってくると思いました。
何からも学ぶ姿勢を持っていきたいと思います。

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