
【解説】TikTokが何故流行っているのか?
今回は最近すっかり定着した動画配信アプリ『Tik Tok』が何故流行っているのかを解説していきたいと思います!
数年後には今では当たり前になった、FaceBookやTwitterの様に企業がTikTokアカウント運用してマーケティングを行うことが当たり前になることが確実なので今のうちにアカウントを育てていくのも大きな武器になることでしょう。
Tik Tokはn:n
まずTik Tokを動画で代表的なインフラのTVやYouTubeと比べてみると、下記の様になります。
TV → 1:n
YouTube → 1:n
TikTok → n:n
Tik Tokのみn:nのコミュニケーションでTVとYouTubeは1:nのマスメディアになっていることがわかると思います。なので同じ様な動画配信プラットフォームですが、TikTokはSNS寄りのプラットフォームであることが1つ目の理由です。
そして、n:nのコミュニケーションにより、制作サイドもユーザーになります。これが2つ目の理由で、1:nのメディアに比べて強烈なUXをユーザーに植え付けることができます。
具体的な例を出すと、
11月11日はポッキーの日で僕ら世代ですと、3代目Jsoulbrothersのランニングマンダンスとシェアハピ!というキャッチフレーズで認知度をあげたポッキーですが、
今の若者の間では11月11日はポッキーの日というよりも動画を投稿する日になっているらしいんですね。
友達と今年はどういう動画をアップしようかと相談しながら他ユーザーのポッキーダンスを見て動画を作っているそうです。
要するにユーザー体験の中に消費行動が入っているイメージです!
まとめ
①Tik Tokはn:n型のメディア
②強烈なユーザー体験の中に消費行動を促す要素が入っている
中国ではすでに成熟期に突入している
冒頭で何故企業アカウントを運用する時代が来ると言い切っているかと言うと、中国ではTikTokのプラットフォームが一足先に成熟期に入っているからです。
なのでTikTokの流れは中国を参考にするとタイムマシンの様に日本での未来を先取りすることに繋がると思います。
Tik Tokの大きなロードマップとしては5段階あって、
ステップ1:新しいものに敏感な若い世代を取り込み、話題性を作る。
ステップ2:話題性に引き寄せられ、様々な属性・世代の利用者が集まる
ステップ3:利用者が増え、コンテンツのバラエティが増える
ステップ4:利用者数・利用者のバリエーションが増えることによって、ラットフォーマーの価値が上がり、成熟化
ステップ5:ビジネスとして利用したい企業アカウントや広告需要など、様々なマネタイズに取り込める
この様なフェーズが準備されています。
先ほど申し上げた通り、中国は既にステップ5なのに対し、日本は未だステップ2の段階です。
なので、今のうちからアカウントを育てていくとステップ5のマネタイズフェーズ時が来た時に強力な武器になることが考えられます。
余談ですが、テレビは60分の番組の中でドーパミンのような快楽物質が出る瞬間は3回しかないんだとか。これがInstagramだと8秒に1回出るらしいんですね。
脳内麻薬と言われているドーパミンをドバドバ出せるメディアに自社のコンテンツを絡めたら貴社の業績も爆発的に伸びるかもしれませんね!
では^^
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