
【ZOZO】年間24万円分の服を無償提供!試算してみた。
まーた、ZOZOが面白いことを始めました。弊社でもでもこういった取り組みやりたいね!と前から話をしていましたが、いつも先をいく前澤さん。最高です。
年間24万円分の服を無償提供しますので、着まくってください! https://t.co/2mn1AA7D2o
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年11月1日
どういう仕組みなのか、ユーザーにとって損はないのか?、ZOZO側のメリットや意図は?
について、まとめてみました。
これは、ベーシックインカムの一部を担う検証にもなるのでは?とワクワクしています。
どういう仕組み?
簡単に言うと、
ZOZOデニムを着て撮影し、WEARアプリにタグ付けして投稿=応募!
審査して通れば、ZOZOが公認スポンサーになるので、ZOZOブランドの服着まくって宣伝してください!
そしたら、毎月2万ポイント支給します!
という内容です。
WEARアプリは、ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリです。
詳細な応募条件は、公式ページからご確認ください。
ユーザーに損はない?
応募時に必要なZOZOデニムは、男性も女性も3,800円〜4,900円程度。
もってない人は、購入する必要がありますが、WEARアプリにてコーデ写真をタグ付けして投稿すれば、応募になります。
毎月デニムを購入する必要はなさそうですね。
応募後、公認スポンサーとなれば、毎月ZOZOブランドをきて3回投稿すればOK。
負担も少ない上に、毎月2万円相当の洋服が買えるのはいいですね。
ただ、公認スポンサーへの、人数上限は設けていると思うので、応募者全員に対してスポンサーになるのではないと思われます。そのため、ZOZOデニムをもっていなく、初回購入して採用されなければ損になる可能性もあります。
とはいえ、大きな損はないので、応募してみるのはありかなと!
ZOZO側のメリットは?
ZOZO側のメリットとしては、大きく分けて4つ考えられます。これはあくまでも私の主観です。
1.WEARアプリのダウンロード数が増える、アクティブユーザーも確保
2.プロモーション部隊を一般応募でき、ファン化する
3.股下の計測データが増える
4.ZOZOデニムの売上も見込める
「3.股下の計測データ」に関しては、私自身もZOZOSUITで計測してTシャツを購入しましたが、パンツは購入していません。おそらくそういう方が多く、股下の計測データが足りないでは?と考えました。
「2.プロモーション部隊を一般応募し、ファン化する」に関して、試算してみました。
あくまでも試算なのでずれていたらすいません。
1名あたり、毎月2万円ポイント付与。
2万円分の商品の原価は、人件費や仕入れ代金(もしくは製造原価)含め、4〜5掛。実際には、1万円程度のコスト。
1名の公式スポンサーにかかる年間費用は、実際は12万円程度。
たとえば、1,000名を選定してスポンサー化したとして。
年間の広告費用は、1.2億。
1名が、月に最低3投稿で36投稿なので、1投稿あたり、3,333円の広告費用。投稿数が多いと費用対効果があがります。
投稿されたコーデ画像に関しては、ZOZO側で使用ができるので、素材としても利用できます。
応募時のZOZOデニムの利益も計算してみましたが、大きく影響しなさそうなので、ここでは割愛します。
応募時に、1万人のアプリダウンロードも見込め、アクティブユーザーも確保でき、副産物としてデニムの売上や、股下の計測データの収集、アプリの拡散にも繋がり商品購入者も増えてファン化していく、、、、費用対効果としてはありそうですね!
まとめ
サクッとまとめてみたので、計算がおかしかったり、わかりずらかったらすいません。ご愛嬌で!
今回の試みは、衣類版ベーシックインカムにつながる施策にもなると思います。
この取組がどういう形になっていくのか楽しみですね!
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