なにかと”話題”のメンヘラテクノロジー社の会見に参加してきた

メンヘラテクノロジー株式会社をご存知だろうか?
社会との距離を縮めたい女大学生のための食事セッティングサービス「MM-ミリ-」を手がけるスタートアップだ。

代表取締役をつとめるのは、「らんらん」こと高桑蘭佳(たかくわ らんか)さん。
現在は、東京工業大学大学院修士課程1年に在籍し、「彼氏を束縛する人工知能」を研究しながらフリーライターとして執筆活動も行なっている。

今回は、なにかと”話題”のメンヘラテクノロジー社の会見および、事業説明会に参加し、サービス概要や安全性についてまとめた。

何が話題なのか

タイトルになにかと”話題”と書いたが、ここ1週間で多くの反響があった。

ざっくりまとめると

10月22日(月)
“メンヘラ”という尖ったワードがついた会社が設立し、Yahoo!ニュースにも取り上げられバズる

10月26日(金)
Wantedlyの審査に引っかかり、バンされる。記事がバズる

10月27日(土)
悲しみ記事を書いたら、WantedlyのCFOに呼ばれてアカウント復活

10月29日(土)
サービス内容が、「セクハラ・パワハラの温床になる!」と非難殺到

11月2日(金)
誤解を払拭するために会見←イマココ

結論からお伝えすると、わたし個人としては、ものすごく彼女を応援している。

上記に関しての詳細記事は、下記にまとめておく。

■株式会社メンヘラテクノロジーが誕生 「彼氏束縛AI」を研究する社長の就活サービス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181022-00010005-kaiyou-ent

■【やばい】メンヘラテクノロジー、Wantedlyアカウント利用停止になりました【病みそう…】
https://note.mu/ranrant/n/naa7903a5f5ad

■WANTEDLY利用停止の悲しみを記事にしたら、WANTEDLYのCFOに呼ばれた件。
https://www.wantedly.com/companies/company_7920289/post_articles/140561

■【炎上】女子学生限定「社会人との食事会をセッティングする」就活アプリが登場→「セクハラ・パワハラの温床になる!」と非難殺到
https://www.kyodemo.net/sdemo/r/poverty/1540797460/

弊社と”らんらん”の出逢い

AROCHANでも何度か自然言語や機械学習に関する検証記事を執筆してもらってる。

らんらんの記事↓↓↓

冒頭でも書いたが、高桑さんは、東京工業大学大学院で自然言語処理の研究開発を行っている。頭が良い。
出逢いは、初代バチェラーの久保さんを招き、私がファシリテーターとして登壇した8月9日のイベント。

イベント登壇後に、参加者と交流する場があり、その中で名刺交換したのが高桑さん。

最初の印象は、なよっとしてる子だなーと思いながら名刺交換したが、名刺には、自然言語処理やPython、ライターなどの関連ワードが記載されているほか「恋愛依存」「束縛」「病みかわ」などが書かれており、絶対面白い子だ!と、ものすごい衝撃を受けたのを覚えている。

当時はAROCHANを立ち上げたばかりで、ライターに記事を依頼したかったのと、我々が研究を進めている人工知能(AI)に関しても手を動かして執筆できるということで、イベント後にすぐに連絡して打ち合わせをして、すぐさま検証と記事化を依頼した。

その際は、まだメンヘラテクノロジーは設立していなかった。

メンヘラテクノロジー株式会社の設立背景

メンヘラテクノロジーが設立したのは、8月末。

知らない人も多いかもしれないが、メンヘラテクノロジーは、2018年6月に開催された株式会社ガイアックスのサマーインターンシップに参加して、法人化の権利を獲得して設立された。

ガイアックスの新規事業立ち上げ組織であるGaiaxスタートアップスタジオでは、サマーインターンシップ(事業開発プログラム)を主催し、起業家を排出している。法人化の権利を獲得した者は、ガイアックス支援のもと、リーンスタートアップに基づいた事業開発を行い、フェーズごとに投資枠と仮説検証の達成条件を設け、事業に取り組んでいる。

ちなみに、各フェーズの達成条件をクリアできなかった場合、会社精算もしくはガイアックスからの追加投資なしでの事業継続という選択肢がある。

MM-ミリ-のサービス概要

今回、各方面で反響があっている「MM-ミリ-」は、フェーズとしては初期段階の検証タイミング。
MM-ミリ-は、代表である”らんらん”の学生時代の経験と、女子学生約50名に1時間程度のインタビューを行って課題の検証を行った結果に生まれたサービス。

コンセプトは、「社会のことをもっと知りたい女子学生と社会人の食事会をセッティングするサービス」

会社説明会、インターンシップ、OBOG訪問よりももっとカジュアルに社会人と接点を持つ機会を提供することで、視野を広げ、自分の選択肢を増やしてもらいたいという狙いがある。

MM-ミリ-は検証段階だが、予定しているサービスは、下記のように主催の女子学生を元に、他の女子学生、および会いたいとする業界や職種で務める社会人とをマッチング。

マネタイズとしては、マッチング後の食事会で使用する飲食店舗からの手数料。
現段階では、人力でマッチングしており、参加者は折半、もしくは社会人側がご馳走するという仕組みで検証を行っている。

今後の安全対策

メンヘラテクノロジー株式会社は、今回の批判を受け、下記の安全対策をあげた。

1.食事会は原則、学生2名対社会人2名で行う。
2.食事会当日までは参加者同士直接やりとりを行わず、MMが全て仲介する。
3.食事会を行うのは、MMと提携している飲食店のみ。
4.連絡先の交換、個別での接触を強要された場合はMMへ申告するように学生側にアナウンスする。選考への影響を匂わせるなど悪質な場合はMMから会社へ通告する旨を学生、社会人に周知する。
5.ユーザー同士のレビュー制度を設け、悪質なユーザーは即利用停止にする。

何度もお伝えしているが、本サービスは検証段階である。
高桑さんからは、今回の件を真摯に受け止め、サービスに反映して対応していくと説明があった。

まとめ

今回の会見では、批判的な人たちも参加し、質問攻めにあった。
彼女はまだ学生であり、起業したばかりだ。問題後は、迅速に会見を開き、事業説明の場を設け、安全対策に関しても真摯に説明したのは評価すべきだと考える。

会ったこともなく、事業や設立背景を知らない人たちに批判を受けるということは、なかなか経験できるものではないだろう。私自身経験がないが、相当怖いだろう。

起業にはリスクは付き物。
彼女には、自分が目指す世界実現のために頑張って欲しいと心から願う。

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