知ってますか?RPA

RPAとは

RPAとは、Robotic Process Automationの略称で、ロボットによる業務自動化のことを指します。
RPAにおける「ロボット」とは、人型ロボットではなくソフトウェアであり、実体はありません。
ロボットとは、「人間が行う作業を代行できる」「人間と比較したときに圧倒的な能力を持っている」「ルール変更など環境の変化に強く、柔軟性がある」という3つの特徴によって定義されます。

RPAとAIの違いについて

AI(人工知能)は、処理の中で学習し、人間に代わって自ら判断しますが、正確な判断を下せるようになるまで、ある程度の学習期間が必要です。一方、一般的なRPAは、自ら考えて判断する能力はなく、人間が覚えさせた作業を遂行するにとどまります。

RPAとはあくまで概念であり、いまだ明確な定義はありません。
RPAにはクラス1からクラス3までのレベルがあり、そのうちクラス2とクラス3がマシンラーニング、いわゆる自律型AIにあたります。

参照:RPAはAIと何が違うのか?

指示通りに動作する通りに動く従来のシステムに該当するのがパターン1であり、指示を踏まえ、自ら考えて判断するロボットであればRPAにおけるクラス2やクラス3に該当します。

つまり、指示に従って言われたとおりの動きをするロボットはRPAのクラス1、変化に柔軟に対応してみずから考えるロボットはRPAのクラス2またはクラス3ということになり、概念としてはRPAの中にAIが含まれるといえます。
しかし、現状ではそこまでを実現できているRPAはほとんど存在しません。

クラス1では、指示された通りに忠実に動くことが条件とされており、現状のRPAはほとんどがこのクラス1に属しています。
従って、現状のRPAは、AIとは異なる仕組みとして分類されます。

RPAと従来の業務システムの自動化との違い

従来からの業務システムでは、業務自動化のためには業務フローを全て洗い出し、あらゆるケースをプログラム化することが求められます。よって、一度定義した業務フローでも変更が生じれば、その都度プログラムを改修していく必要があります。一方でRPAは、プログラミング不要で、RPAツールで一連の作業手順を単純に記憶させるだけで機能します。現状のRPAは自動的に最適化するレベルまでは至っておらず、上記のクラス2以上へのグレードアップされたRPAが登場するまでにはもう少し時間を要するでしょう。

RPA導入のメリット

コスト削減

事務作業やルーティンワークが多い部門にRPAを導入することにより、これまで数人がかりで行っていた仕事をRPAに任せることができます 。また、RPAは作業精度も非常に高く、長時間労働による集中力の低下なども起きないため、導入部門内の生産性を最大限に高めることができます。

人的リソースの有効活用

定型業務からの解放により、従業員のリソースをより付加価値の高い業務へシフトさせることが可能となります。
ルール化できる定型業務ををRPAが担うことで、人間はより創造性が必要な業務や属人性を求められる業務、コミュニケーションが必要な業務など、「人間にしかできない仕事」に集中することができます。

RPA導入のデメリット

業務のブラックボックス化

RPAは、業務の自動化を促進するため、自動学習をおこなうクラス2以降では業務のブラックボックス化が発生することになります。
RPA導入当初に携わった人員であればその業務に対しての理解はありますが、将来的にRPAが何を担っているかを正確に引き継いでいくのは難しいものです。
こういった業務のブラックボックス化が、後の会社運用のリスクとなる可能性があることを忘れてはいけません。
RPAの業務内容について、常に社内共有を図ることが必要でしょう。

まとめ

今後、AI技術の発展により、定型業務はもちろんのこと、人間の判断が必要な非定型業務においても徐々に自動化が進むと思われます。

人間の仕事が奪われるとされていますが、人手不足に悩む日本では、RPAの導入によるルーティンワークからの解放を積極的に行い、
リソースの有効活用を進めることが可能でしょう。
RPAを活用することで、今までよりも短い労働時間で豊かな生活を送ることが可能になるのではないでしょうか。

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