
自動運転の導入で、渋滞は無くなるの?
どうも、ねごろんです。
みなさん、お正月はどちらか行かれましたか?
その際に車で行かれた方は、渋滞に巻き込まれた方も多いのでは…渋滞って嫌ですよね…。
一方、日本でも自動運転の規制が徐々に緩和されており、今後自動運転の車が増えるのは間違いありません。
さて、ここで疑問ですが自動運転の車が増えれば、渋滞は無くなるのでしょうか?
それとも、安心安全のためスピードを出さないので渋滞は増えてしまうのでしょうか?
そもそも、なぜ渋滞は発生するのか?
一般道路では、信号も多いですし交通量が集中すれば渋滞が発生してしまう事はなんとなく分かります。
ただ、高速道路には「信号」はありません。
走り続けているのにも関わらず、なぜ渋滞が発生してしまうのでしょうか?
一番の要因は「サグ」で発生するブレーキ
高速道路での渋滞の理由は、事故や工事、料金所など様々な要因が考えられます。
ただ、半数以上の渋滞の要因は交通量が多い中での「サグ」のブレーキにあります。
「サグ」とは、それまで下っていた道路が上り坂になり、凹のような形になっている部分の事です。
ここで、上り坂に切り替わったことに気付かずに、速度を変えずに運転しているつもりが、実際には速度を落としてしまう車が出てきます。
その速度が落ちた車にあわせて、後続の車が次々とブレーキをかけることで、渋滞が発生するというメカニズムです。
参照:「渋滞」はなぜいつも同じ場所で起こるのか? 発生のメカニズムを解説する
自動運転で渋滞は無くなるのか?
結論から言いますと、自動運転で渋滞は無くなるとは言えませんがが「減る」と思われます。
なぜ渋滞は減るのか?
上記のサグでの渋滞発生ポイントに自動運転の車が1台加わることで状況が変わると考えられます。
自動運転車は常に適切な車間距離をとり、前方の先行車などを常に監視しているため、先行車の減速にいち早く気づき、迅速かつ最低限のブレーキをかけることができます。
そうなりますと、自然とブレーキの連鎖が無くなり渋滞発生の可能性が下がるという考えです。
また、実際に米ミシガン大学の研究によって、自動運転のコネクテッドカー1台を含む8台の車両で実験を行ったところ、コネクテッドカーの緩やかな減速によって後続車も円滑にブレーキをかけることができ、渋滞を回避できたという結果も発表されています。
渋滞が増えるという意見も…
自動運転のレベルが上がり、ライドシェア(車の相乗り)サービスが普及することによって移動コストが公共交通機関より低くなることが考えられます。
そうなると結果的に全体の車の数が増えるので、渋滞が悪化するという研究結果もあるようです。
まとめ
今後、どのように自動運転が普及し、進化して行くのか楽しみですね!
もしかしたら、もっと未来には渋滞の無い時代が来るのかもしれません。。。
今後も、注目していきたいと思います!
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