
JR赤羽駅の無人決済店舗に”SAVAS(ザバス)”を持ち込んでみた
10月17日に期間限定でJR赤羽駅ホーム上にオープンしました「スーパーワンダーレジ」を導入した無人決済店舗に行ってきました!
2017年11月20日~26日に、大宮駅西口イベントスペースで検証していたようで、今回は赤羽駅で2ヶ月の実証実験を行うとのこと。
技術に関しては、サインポスト社が開発する人工知能「SPAI」による画像認識技術、物体追跡技術を活用しており、入店した人を追跡して手に取った商品を認識、購入金額の計算から決済まで一貫して自動で行います。
17日のオープン当日に、早速面白い記事があがってました。検証の内容が面白く、写真のとり方とかきれいにまとまっているので、ぜひ読んでみてください。
■JR東の無人決済店舗で“万引き”してみた
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/16/news139.html
上記は事前に取材され、記事化されているものと思われます。私が行った際には、残念ながら店舗内の撮影は禁止でした。残念無念。
「くそーーー!これでは面白い記事が書けないではないかー!」と思いましたが、最近昼食代わりにしているプロテインのSAVAS(ザバス)を持っていることに気づきました。
「よしよし、これを気付かれないように持ち込んでやろう。どうなるかな」(シメシメ)
SAVAS(ザバス)は、低カロリーで15gのタンパク質を摂取できるという代物。ダイエット時によく食べられるコンビニのサラダチキンもタンパク質が20g以上入っています。
なぜタンパク質がいいかと言いますと、人間はタンパ…(話がそれるのでまたの機会で。)


入り口は、Suicaで読み取りドアがオープンする使用。3名まで同時に入れる仕様のようですが、動作が不安定ということもあり誘導員の方の指示で2名までとなっておりました。天井には16台、棚には約100台のカメラ設置されているのですが、全然気になることなく一般的なコンビニ感覚で利用することが出来ました。
帰りも、所定の位置にいくと、手にとった商品の一覧がでてきてSuicaで決済。万が一手にとった商品と異なる場合は、決済時に商品を修正して決済することができます。
「さてさて。持ち込んだ、この飲みかけのZAVAS(ザバス)!どうなるかな」
結果…
なにも問題なく、商品購入ができてしまいました。悔しい。
(ハリボーを購入していますが、グミが好きです。)
エンジニアとしては、もっと検証してみたいという気持ちに駆られました。
1.今回持ち込んだ商品は店内になかったものだが、店内にある商品を持ち込んだ場合は?
2.同じ商品を陳列して、手にとってみたら?
3.その場で食べちゃったら?
などなど、、、、
ちなみに、私より先に入った方がいたのですが、その方を追い越して購入してみましたが、誤作動なく購入できました。
(サインポスト社やりますね。。。)
アメリカでは、AmazonGoが先行して無人店舗を展開している印象がありますが、実はその前に中国ではスパーマーケットの無人店舗が誕生していました。日本ではまだ検証段階ですが、今後無人店舗が増えてくると予想されます。
今回利用してみて感じたのは、人がいないくても気にならない。むしろ便利。
一般的にコンビニを利用するよりも、入ってから出るまでのスピードは、断然無人店舗。
そして、今回の無人店舗オープンの10月17日と同日に狙ったように上がった記事も印象的でした。
■ユニクロ/全商品にRFID貼付、製造から販売まで生産性を向上
https://www.ryutsuu.biz/column/k101748.html
RFIDに関しては、別の記事でご紹介させていただきますが、製造から販売までかなりの効率化を図れることはもちろん、無人店舗実現のための技術になることは間違いなしです。
コンビニだけではなく、洋服店やフィットネスクラブなど、多くの業界が無人化していくのはそんなに遠くない未来かもしれません。
おわりに
AROCHANでは、読者の皆さまからの、これってAIでできないの?という質問に対して検証をしてみたり、動画にて解説を行うこともしております。また、運営するアローサル・テクノロジーでは、人工知能(AI)技術を活用したアプリやサービス開発に関するご相談を受け付けております。
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